木梨ガイドについて

うたばんが消化不良だったので、期待してましたが…良かったですね。自分もなっちと「はとバスツアー」とかしてみたいですよ(←無理)。
…えーと、なっち、木梨氏にタメ口です(汗)。
…が、まぁ、それがまた、「生意気」というのではなく、普段の、信頼できるスタッフなんかと話しているような口調・雰囲気で新鮮でした。
なっちにとってはアウェーの番組でそんな、なっち節を引き出すノリさん(と番組スタッフ)は凄いなぁと。
で、今日は、仕事で自宅待機を命じられておりまして(おかげで札幌記念を見に帰れない…)、ちょっと暇なので、同番組の書き起こしなんぞして見ようかなと(インタビューっぽいところのみですが)。ソロ発表の前に収録したようで、今後の活動について語る部分だけ、少し話が食い違ってます。
(青色の文字がノリさん発言)で、緑色の文字がなっち発言です。

○ ソ ロ

ソロについて語ってみよう(あれなんでしょ?一人で。)
そうですよ。
(いよいよ。)
ソロで、いよいよ。
(待ちに待った。)
そう。そうなんですよ。
〜〜〜
いや〜、もう、すごい嬉しかった、そのときは。
(あの〜、ソロをやるにあたって、モーニング娘。を卒業して一人でやる、とは違うわけなんでしょ?)
違います。モーニングやりつつ、ソロやりつつ、ユニットもやりつつだから、いろんな自分がいますよね。

○「22歳の私」を聴きながら

良い曲でしょ(あら。「22歳の夢に」って、こう、今の自分のこう、そういう詩になってるんだね。)
うんうんうん。いいでしょ〜。(満面の笑み)
なんで、この詩ができたのかというと、あのね〜、大人チーム、上の子たちとつんく♂さんだけで、マネージャーさんとか、全然いなくて、その食事会っていうのをしたの。
いろいろ、ね、会話とかして、表情とか見たり、みんなを見てて、「あ〜、安倍も大人になったんだな」って思ったんだって、つんく♂さんが。その日がなかったら、この詩は書けなかったと思うって言ってた。

(そうだよね、22歳の詩を書いてるんだもんね。)
つんく♂さんは)すっごい、思ったみたい。15歳から知っているわけだから。

○ 変 化

なんか、やっぱり、最初にモーニング娘。として、アイドルグループとして、ミニスカート履いて、こう、そういう感じがあり、自分の中で、こう、抑えられてたものっていうか、そこでいろんなことを自分の中で、こう、硬くどんどんあって。
でも、最近はね、なんかね、そういうのがだんだんほぐれてきたっていうか。固定概念みたいのが、だんだん、こう、なんか、「そうじゃなきゃいけない」とか、っていうのはないなって。

モーニング娘。

ロケって良いねいいなぁ〜。こんなロケみたいの、ホント久々。全然しないし。しかも、メンバーがどんどん増えてくと、できなくなるから。いろんなことに大変だから。
そう、いつも、こう、ね、みんなバーっていて、バタバタバタって分刻みで動いてるから、なんか、「あ、全員そろったかな?」とか、「あ、あと何分後、なんだっけ、スタジオに移動だっけ?」とか、なんか、こう、気にしてたりとか確認しつつ。

(もう、姉さんなのかな?)
姉さんなんです。一番上になっちゃったの。あははは。
(そうなんだよねぇ。)

○ ルール

経験積んでますからね(一番キャプテンにもなると、ちょっとしたことも、下の子たちが全然、そういうこと動じてないのに、自分だけ感じちゃって…)
あぁ、それも、もちろんある。
(あまり、そのことには下(の子)には触れられない、みたいなことも。)
それも、もちろんある。結構自由だから、下の子は。ノビノビやってるから。そういう状況を作るのもウチらだし。
やってくと、いろんなことが分かるじゃないですか。ひとつの番組をこういう流れで、こういう人がいてとか、そうするといろんなことに気が行き。
自分だけではないから、いつもこれを考えて、見て、見て、そして自分、みたいだから。ソロの仕事になると、余計、自分で「らしくいたい」なぁっていのは思っていて。

〜〜〜
ね〜、(メンバーは)今、15人、ちょうど多いもんね。一番多い最多人数だから。
(終いには200人ぐらいいてほしいね。客より多いとかさ。)

○ 性 格

(たとえば、一番上とはいえ、22歳で友達と遊びに行くとかさ、どっか行ってみたりだとかさ。)
あのね、スゴイ真面目なんですよ、基本的に、自分で言うのもアレなんですけど。ホント、最近思うのが、なっち、クラブっていうのに行ったこともなくて、行ってみようよって誘われたことがあって、そこでもし、写真を撮られたとして、世間に「安倍なつみ、クラブで遊ぶ」みたいなことが載ったらとか、先を考えちゃって、そしたら、「どう思うんだろう、みんなは?」とかって思うと、なんか、そこを裏切られないなとか思っちゃって、断っちゃうみたいな。
なんか、そこがね、凄いずれてたら、きっと、伝わるのも、なんか、違うくなってくのかなって、思っちゃって。

○ ダンス

船上にて(たとえば、なっち、今日(ここに)来てるじゃない?他のメンバー(のスケジュール)は今日は何?)
今日は、みんな…なっち、この後、ダンスレッスンがあって、そこからスタート、みんな。
(レッスンし始めたら2〜3時間?)
2〜3時間…いや、多いときで8時間、普通6時間。
(やっぱ、終わるとさぁ、クタクタになる?)
なる。なるなる。全然なる。
〜〜〜
だから、モーニングって、常に、こう、入ってきて、卒業するメンバーがいて、新メンバーを迎えてみたいな、そういうのを繰り返して、新しい形を見せていくじゃないですか。その度に、振り付けが違うから、フォーメーションとか、見え方とかも、「誰と、誰の間」みたいな。
(そういうとこさ、お見事ね、もう。「ボーっとしてたら抜かれてた」みたいなことないもんね。)
ふふふ、はい。ちゃんとウチらって絶対、あの、生放送にしても収録にしても、カメラチェックってするんですよ。「いつ抜かれてる」とか、このとき、「誰々ちゃんの後ろで踊ってる」とか、それは自分で確認するんですよ、ちゃんと見て。
船上にて2(凄いよねぇ。
もう、モーニング娘。はそこらへんから、やっぱり、出だしからプロの集団だったじゃない?この、お見せできないようなだらしない「野猿」をね、同時期に並んでたときにね…)

ありましたね〜(笑)
(いっぱい、番組で一緒になって。「ランスルーなんていいじゃない」っていうグループだったから、本番8時だから50分ぐらいに来てればいいでしょっていうようなシステムで…)
あはは、あり得ない、あり得ないウチら。大騒ぎですよ、そんなの。
(そういうシステムでさ、育っちゃったからさ、俺たちはさ。)
〜〜〜
(今度、ひとりの歌番組に出ると、ずっと映ってるからね。)
ずっと映ってる…。
(どのカメラも狙ってるからね。)
ホント、そう。ねぇ、ひとりだなぁ…。
多分、やっていって、いろんなことが分かるというか、感じるんだろうな、その時、その時でね。今はそんな、あんまりないけど。

○ 転 機

負け組だったんです(歌を歌う、踊る、表現をする仕事じゃなかったら、なっち、何してた?)
う〜ん…。
((他に)なりたいものもあった?)
う〜ん、ないね〜。
(じゃあ、やっぱりこの仕事だ、やっぱり。)
うん、だと思う。そんな気がする。
〜〜〜
1回落ち組みなんですよ、モーニング娘。って。
落とされて…っていうか、そのオーディションでは一人グランプリが決まって…して、何日か後に連絡が来て、ちょっと集まってくださいって、集められたのが5人なの。

(「落ち組」が「勝ち組」だったんだ。はぁ〜。)
そうなの。もうびっくり。ホントに感動があった、むちゃくちゃ。

○ 演 技

「いろんなことをやっていいかな」って思うようになってきた。「何じゃなきゃなきゃダメ」とか、「私は歌だけでいくのよ」じゃなくて、お芝居とかドラマも、そこでいろんな発見があるって気づいたから、出て、入れてやってることが凄い分かったから、う〜ん、だから、前向きに。

○ 音 楽

(やっぱ、ライブ、まぁ、歌もそうだけど、ミュージカルだとか、今後も続けていく一つでしょ、なんか。)
そう、音楽は絶対に、こう、常にありたいというか。だから、舞台は、そういう意味ではね、「芝居あっての音楽」だったりするんだろうけど、なっちの中では、「音楽あって、お芝居」みたいな。そこを大事にやってた感がある…かな。
(で、これからも、同じように?それは。)
うん。それはあるね。

○ 責 任

観覧車にて今、本当に、シャッフルとモーニングとなっちのやつがもう立て続けで、1ヶ月おきぐらい。
(大変だよね。)
大変だよ。大変だよ(笑)。ホント大変。
(大変じゃないと寂しかったりするんじゃない?)
うん、それはあるかな。
(それじゃあ、ここで充実している日々があるから、遊んでられないことも確かだよね。)
そうね。そうなの。なんか、ミュージカルもそうだし舞台もそうだし、す〜っごい、いろんな、何百人といういろんな人が関わってやってるわけでしょ。
うん、まぁ、そんな中、自分たちがこんな遊んで、こんなチャラチャラしてちゃいかん、て特に思うのね。責任がそこは…う〜ん、変に感じてるのかもしれないけど、感じちゃうんだよね。あはは。

○ 今 後

最高!(目標の一つでもあったソロで、一人で表現してみるということで…。)
う〜ん、もっとね、いろんなものを見て感じて…こう、止まりたくないよね。やっぱり。
(止まりたくないと。)
なんか、いい意味で欲をいっぱい持って、行きたいね。
やっぱ、自分の感性というか、その時感じたことだったりとか、そういうのをスゴイ大事にしたいっていうか。うーん、だから、そういうのが歌にできると、最高!ですね。