ハロコンのセットリストを見て思うこと。

万が一、今週ネタばれを回避して参戦する方の目に触れてしまったら失礼なので隠します。

  • 自分としてはメドレーにすると繋がりがよろしくないなぁ…と思っていたシャッフルがばらして各所に配置してあったのは、良いんじゃないかなと。
  • なっちのソロが1曲だけ…というのは、きっとDVDに収録される代々木では新曲を歌って2曲になる…とか、そういうことなんでしょう、きっと(願望)。
  • カントリー娘。にも自分たちの歌を歌わせてあげて欲しいです。自分が計算して算出した、参加メンバー各自のステージ占有率(←暇人なことやってるなぁ…)が一番低かったのは、℃-uteの年少の子を抜かせば、みうなでした。勿体ないよ…。
  • モーニング娘。がたくさん歌っていて嬉しい。飯田さんの卒業の時もこうだったら良かったのになぁ…。

曲目の中に、娘。卒業メンバーが歌うLOVEマシーンがあるんですよね。

 「LOVEマシーン」…言うまでもなく、リリース当時のメンバーから減増員を経ても、歌い継がれている娘。の代表曲。

 99年のリリース当時、この曲とそれを歌うモーニング娘。は、なんだか凄いことになってました。ASAYANでは前作「ふるさと」の売り上げ不振を煽り(鈴木あみと対決して惨敗とか)娘。たちを追い込んでいきました。そんな中、必要とされていた起死回生の一発であり背水の陣で臨んだ楽曲がこの曲、LOVEマシーン。

 当時としては、あまりにも斬新だったそのフリに、本人たちも最初は「?」と思ったと思うんです。でも、「これを完璧にこなせば格好良いんだ」「これしかない」と信じて極めたそのパフォーマンスは研ぎ澄まされた刃物のようですらあり、背後からチラホラ覗く緊張感は、自分の目を惹きつけて離さなかったのを覚えています。当時は、まだライトなファンに毛が生えた程度の自分でしたが、自分もこの曲が売れたときは嬉しかったものです。

 この曲がリリースされた当時のモーニング娘。と今のモーニング娘。。ボーカルダンスユニットとしての完成度は現在の方が上なんだろうなと思います。
でも、あのときに感じた高揚感を同様の感慨で、それを越えるものに出会うのは無理なんですよね。  この曲を見て聞いて「格好いい」とか「楽しそう」と思って入ってきた4期以降のメンバーではたどり着けない、「境地」ってやつがあると思うんです。まぁ、そんなことを言い出したら、「I WISH」には「I WISH」の、「ザ☆ピース」には「ザ☆ピース」のリリース当時にしか達することしか出来ない境地というのは、それぞれあるとは思うんですが、リリース以前・以後でこんなに周りを取り巻く状況が激変したという曲は、この曲以外にないと思うので、特にそう思ってしまうのかな…。

↑これ、自分が約2年前の自分の過去ログから引っ張ってきたんですけれども…(←手抜き更新)。
このときから更に時が流れても、LOVEマシーンはコンサートで歌われているわけですが、自分の中ではオリジナルとは別物の弾けた曲!として成長してますね。
本来、自分は「曲を歌い継ぐ」というところには、どん欲に物語を(…それが妄想だったとしても)感じながら楽しみたいと思うところなんですが、この曲の楽しみ方はちょっと違うんだなぁ…と、最近、気づいたところです。
…自分の中では特別なんだなぁ、当時のLOVEマシーンって。
…で、市井ちゃんと黒江さんがいないのはしょうがないとして、オリジナルメンバーが集うLOVEマシーンなわけですよ。
回顧するのが大好きなんだね、といわれても、矢口さんがそこに参加できないモヤモヤに心が晴れ渡らなくても、ぜひとも見てみたい……と思ったんですけどね…見に行けないからこそ、ダラダラと書いてみましたけど(泣)。
DVDを楽しみに待つか、はぁ…。