The BEST of JAPAN Summer−Autumn '04 ②

今回のコンサートは、設営されているステージの高さが心もち高かったのか、よくメンバーの姿が見えたんです。いつもは前の席の人の手やら、激しいオドリストの方に遮られメンバーの足が地にについているところが見えない、という状況が多かったんですけど、今回はそのような状況が、ほぼ皆無で、しっかりステージ上のモーニング娘。を堪能できたのでした。
では、レポっぽいものの続きです。










辻加護がいない…

彼女たちがいなくなったステージ。「華」のある二人でしたから、やっぱり寂しいだろうなぁ…と思いながら臨んだんですが…意外にもそれどころではなかったです。
今までよりメンバーのいろいろなところが見えてきて、それを確認するので精一杯でしたから。
…逆に、その事実が二人は自分の視線を持っていっていたんだなぁ…と、その不在を、ふと、寂しく思う瞬間はあったんですけどね(曲中ではなくて、ふとコンサートの流れが一段落したときなんかに)。

・リーダー

卒業まで、あと3ヶ月ちょっと。
彼女がいるモーニング娘。を思いっきり楽しみたかったんです。卒コンにも行くつもりではいますが、別の感情の方が大きくなってしまい、純粋に楽しむのは難しいだろうから。
彼女のうちわを買ったのは初めて、なんて書きましたが、コンサート最中に、こんなに彼女を見ていたのは、これまた初めてでした(恋レボのブレイクダンスシーンで飯田さんだけを凝視とかもしてみました(笑))。
彼女の存在って、自分の思い浮かべるモーニング娘。にとって空気や水のような存在なんですよね。モーニング娘。を見渡したときに、いつも注目して見ていたわけではないけど、いてくれることが当然で、かつ必要な存在…。
彼女の姿。精一杯目に焼き付けてきましたよ。

恋ing

基本的にショートバージョンって好きではないんですが…こんなに、楽曲がフルコーラスじゃないことを残念に思ったのは初めてかも。
歌い出し時、娘。たちは直前のMCの隊形のまま、高低差のあるステージ上に散りばめられた状態で座ってます。そんな中、この歌のメインボーカルを務める、高橋・藤本・亀井の3人が中央で歌い始めます。
サビへ突入直前。ここで、全員が起立してユニゾンで歌い出すんですが、この瞬間、ゾクゾクっと思わず武者震い(戦いや重大な場面に臨んで、興奮のためにからだが震えること。by大辞泉小学館))なんかしてしまいました。いきなりトップギアに入る感じで、「モーニング娘。が来たぞー!」っと叫びたいような気分になりました(笑)。
…聴き終わって、モーニング娘。って堪らねー!と、もの凄い満足感が。
その真ん中を張って見事に歌いきる高橋(夜はおでこを出していて、これまた可愛かった)を見ていると、とても頼もしくて、これからのモーニング娘。も…全然、大丈夫だよねと、漠然と思えて、嬉しかったです。

美勇伝

石川梨華の貫禄に思わずニヤリ。「さり気なくリーダーやってます」だなんて、そんなそんな(笑)。
振りの中で、石川さんと三好・岡田両人とアイコンタクトを交わすところが大好きです。
あ、あと、生三好スマイルも素敵でした。

涙が止まらない放課後

実際に見た印象としては、透明感があるというか無色な感じというか、そういった意味で、いつもと違う…という違和感があったりして、まだ、自分の中には入ってこないなぁ…。
でも、また、同時に、センターに立つ紺野さんを見て、ようやくチャンスをもらえたんだねぇ…と思わずニヤッとしてしまう自分は間違いなく、その場にいたわけなんですけどね。

・その他

やっぱり、矢口さんの動きの大きさ・切れ具合は絶品だ。
以前と比べて、よっすい〜が前に出てきているなぁ…と。
自分は高橋のことを「モーニング娘。のエース」だと思って見ていることを実感。
小川の躍動感溢れる動きの迫力は凄かった。
重ちーの「ライブを楽しんじゃってます」という素晴らしい笑顔は本当に可愛いと思う。
田中の纏った大物感というかオーラは、スケールが大きいよなぁ…とシャボン玉なんかを見て改めて実感。
etc…

ってな感じで取り敢えず、終了。
(後で、まだ、加筆するかもしれませんが)