徒然と…

オリメンにとっての2期は、絶対に負けられない存在、意識せずにはいられない存在だったと思います。唯一の3期メンバー「後藤真希」の衝撃は言うまでもなく。4期メンバーは、モーニング娘。を取り巻いていた上昇気流にうまく乗って、モーニング娘。の自転の軸の傾きすら変えてしまいました。
3〜4期メンバーには「教育係」が付けられたものの、その実、「後輩」といっても、新メンバーは先輩に大いに刺激を与える、ライバル的な存在でもあったと思います。
(とはいえ、そんな中でも加入後、すぐに「先輩達を追い越してやる」というギラギラした野望を持っていたのはごっちんだけだったと思いますが)
一方で5期メンバーは…圧倒的に「後輩」でした。
先輩たちに刺激を与えられる存在には、なかなか、なれなかったように思います。
そんな彼女たちが歌う「好きな先輩」。
彼女たちが自分にとって気になる子であったことは間違いないし、頑張っていることは伝わってきてはいたけど…でも、それが空回りだったり、報われなかったり…と、誰かのそういう姿を見ているのが自分は苦手というか…*1
自分はその頃、就職して駄目な後輩っぷりを晒しまくっているときだったし、自分の状況を合わせ鏡で見せられているようで…「頑張ります!先輩!」…というのが励みになる…というより、聴くほどに自身に焦りを感じてしまうというか…。
でも、初めて自分が見に行ったコンサート「モーニング娘。コンサートツアー 2002春『LOVE IS ALIVE』@北海道:真駒内アイスアリーナ」で、本当に汗だくになって、張り切りまくって…全開でステージをこなしている彼女たちを見て…「好きな先輩」を見て、素直に彼女たちを応援していきたいな…という気持ちが沸いてきて…我ながら単純で困ってしまいますが(汗)…思い起こせば、自分の気持ちの中に将来、素敵な花を咲かせる「種」が蒔かれたのはこのとき…かな。
そのコンサートツアーが春にあった02年は、いろいろなことがあって…モーニング娘。ハロープロジェクトに対する自分の心の矢が折れそうになることも多々ありました。
でも、それを経て、03年以降、再び、モーニング娘。に対して気持ちを燃やすことができたのは…時間はかかったけど、6期の加入にも刺激を受け、味のある花を咲かせ始めた5期の娘。たちのおかげだったと思います。
本当に、彼女たちが愛おしいんです。
自分がモーニング娘。への立ち位置をより近くに引き寄せられ、自分にとって娘。がより大切なものへ昇華していったのは5期の娘。たちによるところが大きいです。
加入当初は、モーニング娘。が薄まってしまったような感覚を受けたのも今は昔。
その卒業によって、モーニング娘。から5期のメンバーが欠けてしまうことに、こんなに喪失感を感じるようになるなんて…。
立派に成長した5期メンバーが娘。の中核を担うモーニング娘。を見ていられたことは、とても幸せなことでした。 これからも、ずっと見ていたかったけど…。
4年振りに「好きな先輩」を歌う彼女たちを見て沸き起こる感情は…予想がつくようなつかないような…。

彼女たちの成長した姿に打ちのめされてこよう
失うものの大きさに打ちひしがれてこよう
10人の娘。を目に焼き付けて…そして、2人(麻琴を見られる機会も自分としてはラストなので)をしっかり見送ってこよう…そう思っています。
あと3日…。

*1:大昔、かつての石川さんのネガティブっぷりが苦手だったのと同じ感覚…かな