ディープインパクトラストラン@有馬記念

あれだけG1を勝ちまくっている武豊が有馬を制したのがオグリキャップ以来16年振り…というのも不思議な気がしますね。
…さて、ディープインパクトが見事にラストランを締めくくりました。お見事。
…結局、来年の主役を張るべき若駒である3歳馬たちに、ディープインパクトからバトンをしっかり受け取ってほしかったんだけどなぁ…と、その点は残念でしたが。
関係者も主戦ジョッキーの武も口を揃えて、この馬に携われて「この2年間幸せでした」…という談話が。自分もこの馬の現役時代に競馬ファンでいられて幸せでしたね、うん。
自分が競馬を意識して見だしたのはナリタブライアンが3冠を達成した翌年からだったので…「三冠馬」の誕生をリアルタイムで見たことがありませんでした。一度、アグネスタキオンという馬には夢を見させてもらったことがあったけど…それ以外に期待を持たせてもらったことはなかったですね。
自分はいつになったらそれを目撃できるのかなと思っていましたが…ディープインパクトがその歴史的瞬間を見せてくれました。「無敗」というプレミアム付きで。
この2年間、故障もなく無事に最高の記録を残し続けたディープは本当に凄い馬でした。能力の高い馬はそれが為に脚に大きな負担をかけながら走るわけで、それだけ故障の一つもなく無事に現役を終えることは難しいです。これだけの結果を残し続け…毎回、レースの上がりを驚異のタイムでまとめるディープならなおさらで…その点も素晴らしかったですね。
もう、あの、3コーナーからギアを上げて滑らかに一気に加速して、直線、まるで飛んでいるようなと表現されるそのグングン伸びて他馬が止まって見えるその末脚…その走る姿を見てゾクゾクすることができないんだなぁ…と思うと寂しくなります。
心残りは、凱旋門賞へのリベンジが見てみたかったなぁということと…彼の出たレースで一度も馬券を取れなかったことです(今年の有馬記念も外したw)。
アンチで彼を外して買い続けた…というならまだ分かるけど、彼を買い続けたのに相手選びをことごとく失敗してるんですよね。どれだけ、馬券下手なんだと小一時間…ry
引退後も種牡馬としての戦いが始まりますが…一まずお疲れさま。
種牡馬としての彼からも衝撃的な産駒が産まれることを期待して…それまでは競馬ファンでい続けたいなぁ。