日本一遅い(?)モーニング娘。10年記念隊コンサートツアー サンキューMy Dearest@札幌レポ その2

nozamaihsih2007-09-09

8年前の今日、9月9日にリリースされたモーニング娘。7枚目のシングルが「LOVEマシーン」。
99年9月9日9人で!…で再始動予定だったモーニング娘。ですが、ご存じのとおりオーディションで選ばれたのはごっちんだけで、8人での船出となったモーニング娘。
今日はごっちんのデビュー記念日になるわけですね。8年か…(しみじみ)。
…と、上手く話が繋がったところで(?)、それでは昨日の続き、ごっちんのソロからスタートです。
〜〜〜

13 シークレット / 後藤真希

ごっちん実は…最近、勝手に引っかかるところがあって、ごっちんとの折り合い(?)が良くなかったんですよね。
ごっちんが娘。を卒業して、ソロツアーをするようになって以降かな、自分がごっちんに求めるもの…って、何だか大きくなってしまって…。
漠然と…きっとごっちんなら、ハローの殻を破って外でも勝負できる人なんだ、彼女は自分たちを、どこまで連れて行ってくれるんだろう…みたいな。…ここの過去ログを読み返してみても、03〜04年頃はかなり、ごっちんごっちん書いてます。
そんな自分の勝手な期待と現実のギャップ…というか、もう、何だか…期待自体が暴走して自分でも訳が分からなくなってしまっていて…昨年の彼女の路線が苦手ということもあったし、ライブに行ってみても、彼女の目線も内向きなのかな…と思える瞬間を見つけては凹んで、落ちていくばかり…みたいなところがありました。
…と、そんな中で、ごっちんが10年記念隊のメンバーに選ばれて…そのツアーの内容が彼女がデビューした頃の楽曲を中心に披露してくれるもので。
何というか、余計な重荷を背負わずに彼女を見ていたときの感覚に立ち戻らせてくれるというか、もっと自然に、目の前にいてくれる「後藤真希」を楽しめば良いんじゃないの?って、思わせてくれたというか。終演後、とても気持ちが軽くなっている自分がいました。
と、前置きが長すぎますが(汗)、ごっちんのソロは「シークレット」。
…久々にごっちんの歌を正面から受け止めてじっくり聴いた気がして、歌がスッと…心に染み込んできました。やっぱり、自分はごっちんの歌が好きだよなぁ…って、改めて思いました。

MC ごっちん

ごっちんのオチが中途半端な感じ(?w)のフリートークが何だか懐かしい(笑)。
昼公演では…後藤家には型抜きセットがあって…という話とか、22歳になったら「22歳の私」を歌わせて欲しいなとなっちに言ってたんだよね…なっちは覚えてないかもしれないけど(笑)という話の流れで、実際に彼女がその場で、ちょっと歌ってみることに! ラストの「22歳の私」のフレーズだけだったんですけど…いきなりでちょっとキーが上手く取れなくて、また今度ね!…とお預け(笑)。
夜公演では冷や麦(色つきの麺独占事件w)の話とか…記念隊に選ばれて、このツアーに参加できて…体調の関係で出られずに悔しかったところもあったけど…参加できて良かったな…って、無念さとかいろいろと込み上げてくるものがあるんでしょうね、声を詰まらせるごっちんに、会場から沸き起こるごっちんコール。「苦手なんですそういうの、勘弁してください」…と舞台後方のセットに体を半分隠しながら…のごっちんは可愛かったなぁ…。

14 泣かずにいられない私です / 飯田圭織

飯田さん最終公演での話を書きますね。
ごっちんのMCが終わるや、みんなが白サイリウムを折り始めます。自分は、事前にセンランさんで企画が周知されているのを見て自前のサイリウムを持っていたんですが(奮発して高輝度サイリウムにしてみました)、開演前に企画をされた方々が会場外で丁寧に白サイリウム配っていて、多くの人の手元に白サイリウムが握られていました。
何も知らずに舞台に登場した飯田さんが目にしたのは、彼女が娘。を卒業した横アリ以来の自分のために一面真っ白に染まった世界で。
もう、目にした瞬間に感激がブワッと込み上げて来てしまったようで、涙が溢れてきてしまい、後半はだいぶ持ち直したけど、なかなか、歌えなかった飯田さん。横アリのときにも自分は客席にいたんですけど…また、飯田さんを泣かせちゃったな、みたいな。
歌い終わった後には会場からかおりんコール。しゃっくりも出てしまったり、涙で目元のメイクが滲んでいたりする中、徐々に気持ちを落ち着かせながらタオルで顔を拭いたりしながら「泣かずにいられない私です」と…思わず、飯田さんに対しては珍しく(笑)、上手い!と快哉を叫んでしまいました(自分も「泣かずにいられないのはこちらもです」…みたいな感じになってたんですけどね(笑))
記念隊に選ばれて嬉しかったこと、これまで10年、ハロープロジェクトに居て幸せだったことを丁寧に自分の言葉で伝えてくれました。そして、また、ステップアップして、そして新しい魅力溢れるる飯田圭織になって戻って来る…と言ってくれたので、その日を楽しみにしていたいなと思います。
そして、最後にワガママ言っていい?…と言い出す飯田さん。
さっきは泣いてしまって歌えなかったので、もう1回歌っていいですか…と、再度、歌を聴かせてもらえることに。ファンが受け入れてくれて…そして「おめでとう」って言ってくれたことに対して、想いを込めた歌でしっかりと、お返しをしたかったんだろうなぁ。…こんなにね、心のこもった人の心に響く曲を聴かせてもらえる機会ってないよなぁ…って、この場にいられて本当に良かった…そう思いました。

MC 飯田さん

昼公演の方のMCではガキさんの…というか新垣家の話が。
ある時に、楽屋でやたらガキさんの携帯にメールが来ていて、誰からなんだろう…と思ってたけど聞かずにいところ…ガキさんが「見てください」と写メを持ってきて。そこには、よくある記念撮影用の顔の部分がくり抜いてある看板で、撮影したお父さんの写真が。
普通、大人ってこういうのしないけど(なっちや飯田さんは大人ですがするそうですけど(笑))ガキさんはこういうおおらかなご両親に育てられたんだねぇ…というような話(…だったはず)。
そこで、客席から「飯田家は?」という質問が飛んで…「飯田家は私が一番しっかりしてて」…と、ここでヲタから一斉に「えぇー!」と(昼公演で一番声が揃ったんじゃないかと(笑))。お父さんはダジャレ好きだしお母さんはボーッとしてるし…それと、実家の犬もちょっと変わっていて(飯田さんが実家から東京に帰るときに別れがたくて旅行カバンに入ろうとするとか)…あぁ、正しく飯田さんのご家族なのだなぁ…とニヤリとしてしまいました(笑)。
何だか彼女の語りは聞いてると気持ちが落ち着きますね。

15 乙女の心理学 / 安倍・後藤

セカンドモーニングの曲で…オリジナルを歌ったのは「プロトプッチモニ」ともいえる「ちばーず」(千葉県出身の市井ちゃんと圭ちゃんの非公式(?)ユニット)。99年夏〜秋のツアーで歌った際には、このちばーずをメインに、姐さんとなっちとごっちんを加えた「めがねーず」(由来は、歌うときにグラサン着用のため。ごっちんは秋から加入)が結成されていた…という歴史があるんですよね。
自分の記憶にはASAYANでチラッと映ったところを見たかも…というくらいしかないんですけどね。でも、当時、必死に先輩のライブの中に入っていこうとしていたごっちんの奮戦振りは覚えているので、そんな必死にバックダンサーをしていたごっちんが、こんなに格好良く、同じくバックダンサーをしていたなっちとこの曲を披露してくれる…というのは何とも熱いですよね!
この公演をとおして、ここだけピンポイントというわけじゃないけど、今回のセットリストを組んだ人は神!…と声高々に叫びたい衝動に駆られました(笑)。

16 未知なる未来へ

ここから、飯田さん以外の4人で。
愛しき悪友へカップリング。これがもう…本当に勢いのある格好良い曲で。
既に前曲の乙女の心理学でギアはTOPに入ってるんだけど…もう一段、秘密のギアがあるんだよ!ということで全開で!
前にも書いたけど、ガキさんパートから始まるのも熱いし、この曲みたいな疾走感のあるアップテンポの曲でのキレのあるごっちんのボーカルが大好き!
ステージから感じる躍動感が凄いよなぁ…。
ここ半月ですっごい爆リピして聴き込んですっかり体の中に曲も入れてきていたので…ここはもう、一気に弾けました!

17 未来の扉 / 4人

ファーストタイムからの楽曲ですね。
一気に会場が熱くなってきたところで、ちょっと熱気で蒸らしてみましょうか…的な感じで。メンバーもステージ上で割と自由に楽しそうにステージングしていたわけですが…自分的にはやっぱりここだな↓
(●´ー`) 衝動買いをするような…恋愛はガキさん、良くないからね
ノlc| ・e・) はい!
(●´ー`) 分かった?
ノlc| ・e・) わかりました!
(●´ー`) よし♪
あーもう…大満足なんですけど!

18 抱いてHOLD ON ME!
19 Happy Night
20 LOVEマシーン

このパート凄い…(汗)。
さてさて、DHOMなわけなんですけれども…イントロがかかった瞬間にグッと湧いてくる圧倒的に濃くて、絡みついてくるかのような会場の盛り上がり・熱さは凄くて、ゾクゾクしてくるんですよね。
飯田さんの「ねぇ笑って」…がないのは非常に残念だけど…小春ちゃんの「ねぇ笑って」もなかなか良かったですよ(笑)。
この流れでここにハピナイが! …って、本当に凄いよこのセットリスト!(感涙)
この曲に漂う「大人の盛り場」みたいなテイストが大好きなんですけど…もう、本当に格好良いんですよね!
ステージからの煽りと客席の盛り上がりとが一体となって、エネルギーをどんどん、こねあげていって一気に大爆発! いやーもう本当に楽しくて嬉しすぎて困りました(←ここから、満足感に包まれすぎてこの表現ばかりになります(汗))
そして、LOVEマシーンがここで!
多分、ハローのライブの中で一番歌われている曲だと思うんですが、やっぱり、この曲は当時のメンバーがいると違うなぁ…。
歌い継がれて…現メンバーが歌うラブマも楽しいけど、それとはまた違う味で…LOVEマシーンでこんな気分で盛り上がるのって久しぶりで、ヒャッホー!…みたいな感じで(笑)、本編終了。

アンコール・MC

アンコールは全力でやる派なので、思いっきり叫んできました。「ありがとう」の気持ちもたっぷり込めて。
ステージ上に再登場したメンバーから、いろいろあったこのツアーですが、楽しみながら充実した身のあるものにできたという満足感が伝わってきて、とても嬉しい気分に満たされました。
そして、まだ続きますよ!と…

EN1 恋のダンスサイト

飯田さんは一端、舞台袖へ。
この曲も、なちごまが!…って(笑)。なちごまの二人に煽られてる感覚って堪らないよなぁ…って、もうね、嬉しくて楽しくて困る。もう、ステージと客席の掛け合いとかもう、熱すぎました!
「セクシービーム」の矢口さんパートはハピサマに続いてガキさん

EN2 恋の始発列車

真夏の光線」のカップリング曲(オケはセカンドモーニング収録のアルバムバージョン)
この曲を聴くと、ちょっと切なくて…ドラマのエンディングテーマを聴いているような気分になるんですけど、今回は正にラストソングで、本当、いろんなものが込み上げてくる。
途中から飯田さんも合流して…この公演に対する満足感はもちろん、この10年間見てきたモーニング娘。への想いとが一杯で…みんなで大合唱するところでは、もう本当に込み上げすぎて…幸せな気分で公演は終了しました。
最後は、舞台の上から風船が落ちてきてましたね。札幌でこんなの初めての経験だなぁ(笑)。

〜〜〜

というわけで、後半は自分が高まり過ぎて、そのときの様子は筆舌に尽くしがたいことになってしまっていて、ボキャ貧の自分が書くと同じ形容詞連発で、単調な文章になってしまってますが(汗)、ひとまずこんな感じで。
自分はたまに「ハロ☆プロパーティ 中澤裕子キャプテン公演(出演者:娘。OG1〜3期)」とかやってくれないかなぁ…なんて思ったりする懐古厨でもあるんですけど…それはやっぱり本当の懐古になっちゃうんですよね。
でも、10年記念隊はそうじゃなくて、卒業していったメンバーと現役のメンバーが新旧混在で…娘。って、そういうごった煮的なところが面白かったですしね…未来と今が繋がっている現場で懐古の念もあって、飯田さんもいるし、なちごま!…とか、取り乱すシーンも多々ある自分ですが(汗)、その横にはガキさんと小春ちゃんがいてユニットを支えている事実が嬉しいし…それは未来に繋がる希望が見える素敵な場所で、このユニットで本当に良かったって、心から思いました。