劇団シニアグラフィティ第6回公演 昭和歌謡シアター「FAR AWAY」のDVDを見ました

シニアグラフィティは2006年に旗揚げされて…いわゆる「劇団員」は存在せず、公演ごとに出演者が入れ替わる劇団…ということで。
今までもハローのメンバーも出演してるんだなぁ…というのは知っていたものの、なかなか舞台を見る機会はなかったんですが、この公演はなっちが主演!…ということで、ようやくきっかけを掴めたので見てみました(DVDですけど)

劇団シニアグラフティ 昭和歌謡シアター「FAR AWAY」 [DVD]

劇団シニアグラフティ 昭和歌謡シアター「FAR AWAY」 [DVD]

昭和歌謡シアター」ということで、なっちが昨年カバーした昭和の曲「Too far away」をモチーフにした舞台。劇中でも、なっちが歌うんですけど…舞台での感情の高まりを乗せて聴かせてくれるこの曲は、これがまた素晴らしくて…心を打たれました。
物語は、寂れていく商店街の中にあって店を守り続けている兄妹のもとへ、家を捨てて出て行った父親が帰ってきて…実は父親は…という展開で。何だかもう、アットホームな雰囲気溢れる素敵な舞台で…泣けました。
…良い作品だったなぁ。舞台がちょっと苦手の自分でも、次の機会は…なんて思ったりとか。太鼓を叩くなっち!
劇中でなっちの演じる「こずえ」と父親との間を繋ぐキーアイテムが「太鼓」で、なっちの気合いが入っていて凛々しい姿も見られます。
舞台稽古時期が正に記念隊のツアー中で、他の出演者よりも練習時間が少なかったということですが、驚異のスピードで他の演者に追いついてきたというなっち。
もうちょっと、視線が太鼓に向けて落とされる時間を減らして真正面を見据えて叩けていたら、もっと格好良かったけどなぁ…なんて、更にちょっと欲張ってしまいたくなるくらい、なっちは格好良かったです。アヤカ!
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舞台は二部構成で、二部は歌謡ショーということになってるんですが、出演者の一人であるアヤカの昨年から勉強し始めたというジャズ歌謡が聴けたりします。何だか凄く格好良いし、やっぱりアヤカは美人さんですね(汗)。
なっちは、昨年発売のミニアルバム「25〜ヴァンサンク」から「愛しき人」を歌ってくれるんですが、昨年の彼女のツアーは全て生演奏でのものだったので、この曲をCD音源のオケに乗せて生歌で聴いたのは初めて。
生演奏で聴けるのもは、もちろん幸せで嬉しいことなんですが、オケにはオケへの愛着があって(特にヴァンサンクの楽曲のバックトラックはしっかり作り込まれているので尚更)、これはこれでテンションが上がるなぁ…なんて。