巷で噂の…

娘。から5人のメンバーが出演している「ごがくゆう」の話題をチラ見するにつけ、羨ましくて仕方がなかった6月を過ごしていたんですが…ここはDVD化されている昨年の今頃に披露されていた舞台「ステーシーズ」のDVDを見よう!なんて思い立ったわけです。
去年の6月は「One・Two・Three」に…これは!と、密かに思い始めていた時期だったんですが、ボルテージの上昇過程で、舞台までは目を向けていなくて…と、そんなわけで、08年の娘。出演のシンデレラ*1以来の舞台観劇@DVDとなりました。

舞台「ステーシーズ」 [DVD]

舞台「ステーシーズ」 [DVD]

正直なところ、猟奇的なお話は得意な世界観ではなくて、苦手だなぁ…と間違いなく思いながら観ているのに、それを上書きする勢いで、もう1度見たい!という気持ちに飲み込まれて…凄惨なのに、儚さとか切なさとか愛しさに溢れていて、何だかいろいろと突破されて深いところに突き刺さってくるというか。
画面に吸い込まれるように立て続けに3回連続で再生して…観終った後はぐったり。気持ちが元気なときに見ないと負けちゃいますね。間違っても3回連続はやめた方が良いと思う…(笑)。
物語の世界観(15歳から17歳の少女たちが突然変死を遂げ、その屍が数十分から半日の内にゾンビとなって蘇り…)が、そのときの娘。の体制にカッチリとはまっていての「一期一会感」が凄いですよね。DVDを観てもこうなんだから、現地で見ていたらそれはもう、凄かったんだろうなぁ…。
「ごがくゆう」を観覧できないことの切なさを埋めようして観たのに、それを上回って、「ステーシーズ」を見られなかった切なさが募るというオチ(笑)。

*1:コマ劇場まで生観劇にも行ったんですけどね