2/1「Spring Live 2014 〜ガキさんは、LIVE番長!」@渋谷を見てきた件

我らがガキさんのソロになってからの初ライブ!ということで、行って参りました!
…というわけで、数年ぶりの全曲レポです。MC部分など、記憶曖昧部分も多々ありますが、ご勘弁を(汗)。

多分、あと数年もすると、自分は地方に転勤することになり、東京への遠征も今よりもずっと難しくなりそうで。その前に、行っておきたい現場…というのが幾つかあり、その中に「ガキさんのソロの現場」というのがありまして。そろそろ舞台を見に行くか、FCに入ってCDSでも狙おうかな…と思っていたところ、初ソロライブ開催!の報に接し、「ここだ!」と、参戦を決意した次第です。
仕事のスケジュールとか冬の交通機関の不確定要素から、昼公演のみを観ての日帰りで予定を組んでいたので、現実は、意外に物事が順調に進んで、夜に入っても大丈夫な感じだったのになぁ…と、ちょっと残念だったりもしたのですが…昼公演の時点で楽し過ぎて、自分のHPはほとんど全て消費してしまったヘロヘロ状態だったので、結局のところは、結果オーライでした(本音半分、負け惜しみ半分w)。
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今回はオールスタンディングで整理番号順の入場なので、FC先行発売に行われた、ガキさんのブログで告知された先行発売に申し込んだ自分は、順番的に、それほど前には行けないだろうな…と思っていたのですが、そうなると重大な問題点が。会場の「duo MUSIC EXCHANGE」は会場の中程に柱があるので、これを避けつつ、如何にステージの可視エリアを増やすか…という。
取りあえず、入場後の流れの中、こんな感じに位置取り↓

娘。時代からガキさんは、ステージの端っこまで乗り出して、会場中へ自分の姿を見せつけてくれる人なので(笑)、右サイドの客を煽りに行くであろうエリアを捨てるのは、惜しい気もしましたが、これくらいが精一杯。公演が始まったら、照明の角度の関係で右サイドにガキさんが行くと、右の壁にガキさんの影のシルエットが映ったりして、それを観ながら聴く歌声はそれはそれで、また趣があったり。
それにしても、女子率が高くてビックリしましたね。結構、若い人も多かったりして。色んな世代の人がいてなかなかカオスな感じ。見た感じ、公演中は、どこも押し合いやら圧縮も発生していなくて、平和な現場でしたー。
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入場してから30分ほどは、することもなく、その場を離れられないので、iPodで「今日、この曲をやるのでは…?」などと一人予想大会を開きながら待機。スタッフさんが、ステージ上のバンドメンバーの譜面台の明かりを付けていって。いやーフルバンドなんだよなぁ…と、嬉しくなってきたり。
バンドメンバーが入場して、そして…

01 夢見るシャンソン人形 / フランス・ギャル

自分にとっての19ヶ月ぶりの生ガキさん!ということで、その姿と歌声を聴けた時点で感無量(いつもどおり早いw)。銀と黒のドレス風な感じの衣装で、我らがガキさんがステージに!
聴いたことのある曲だなとは思ったのですが、1960年代のフランスの曲で、日本でもヒット。何度もカバーされたり、CMでかかっていたりする曲なんですね。

CDSや舞台で歌った曲だというのは、家に帰ってきてから調べた後だったのですが(汗)、レトロな感じもしつつ、ポップなメロディラインに格好良いバンドアレンジ…昭和的なガキさんにピッタリ!(笑) 久々にガキさんの歌声を聴いたけど、音圧というか迫力もバッチリで、久々のライブだけど、初っ端からブランクを感じさせない、流石のボーカルを聴かせてくれました。この時点で、本日早くも2回目の感無量感を味わう(笑)。

02 宇宙でLa Ta Ta / 太陽とシスコムーン 

太シスは何か1曲は歌うはずと思ってヤマを張っていたのですが、ズバリ!
ステージを左右に移動しつつ、1曲目の力強くも「静」な感じとはまた違って、躍動感たっぷりなボーカルを聴かせながら、会場中に姿を見せてつけてくれるガキさん
娘。時代の彼女も、ステージの端に行けば行くほどアクションが大きくて、ギリギリまで客を煽って、全力で中央のフォーメーションに走って戻るという感じだったっけなぁ…なんてことを思い出したり。彼女の振りに合わせてサイリウムを左右に振ったりしつつ、久々のBメロでの「ガキさんコール」とか力が入りました(笑)。

MC

ここでMC。ガキさんが楽しそうでこちらも楽しい。
ガキさんが、今日は、「ハロプロのコンサート(福岡)にも行かず、ミュージックフェスタ(札幌・LoVendoR出演、高橋愛もゲスト出演)にも行かず、私のところに来てくれてありがとうございます」なんて、言ってくれたのですが、自分なんて、敢えて自分に会いに来てくれた、れいなと愛ちゃん(←)を干して、ここに来たんですぜ…なんて、勝手にニヤリとしてました(謎笑)。
「みんなと一緒に歌って、踊って、騒ぎたい」「ディナーショーだとお酒を飲みながら「しっぽり」みたいな感じなんで」…と、「しっぽり」の使い方、どうかな?的な感じだったのですが(間違ってはないと思うけど)、その違和感もガキさんぽくておもしろかったので無問題(笑)。
「タイトルも「ライブ番長」なんで、今日は、みなさん覚悟してもらって…」と、完全燃焼(私もみんなも)宣言でました(笑)。 
…という宣言とは裏腹に「ここから、ちょっと、しっぽり歌います」という発言に、上がるエーイングに「エーって言ってられるのも今のうちだから(ニヤリ)」というガキさんにガクブルでした(笑)。

03 ずっと 好きでいいですか / 松浦亜弥

松浦さんの曲も何か歌うはず…とは思っていましたが、この曲で来ましたか。
しっとりと(しっぽりと?)歌い上げる姿が綺麗でした。歌声に表情があるというか、感情が込められた歌声がこちらの心にスッと入ってくる感じで。

04 君の好きなとこ / 平井堅 

ここからは、ちょっとカバー曲を…と。

君の好きなとこ

君の好きなとこ

ここ10年くらいはJ-POPについて勉強不足な自分なのですが、初めて聴いた曲でした。何年か前に松浦さんもマニアックライブで歌っている曲みたいですね。帰ってきてから歌詞などを調べてみたのですが、良い曲ですね…独り身には堪える曲ですが(爆)。
彼女自身、歌詞が大好きな曲とのことで、大事に大事に、優しい表情、歌声で聴かせてくれました。

05 JOY / YUKI 

JOY

JOY


職場の同僚の十八番なので(笑)、何度も聞いたことのある曲でした。YUKIさんと言えば、安倍さんが憧れるアーティストなわけですが、選曲にはそんな繋がりとかもあるのかな?
ガキさんってば、こんな歌声も出せるんだなぁ…と。高音域のフワッとした揺らぎのある歌声とかとか、ガキさんには、自分なんかが知らない引き出しがまだまだ、たくさんあるんだなって…何だか嬉しい。

MC

最近、やってしまった自分の情けない話とか(笑)、おっちょこちょい・せっかちな、ガキさんガキさんママは、回送電車に飛び乗ってしまって、車庫まで行ってしまった話から始まる新垣家の話とかとか(笑)。ガキさんのMCは、いつの間にこんなに安定して面白くなったのか(笑)。
「季節は春じゃない?」というガキさんの振りにみんなでエーイング(笑)。「春と言えばバレンタインじゃないですか」という再度の振りに、一度は反応した客席も「春ではないよね?」的な微妙な空気(笑)の中、「ちょっと早めのバレンタイン!」という宣言ののち…

06 バレンタイン・キッス / 国生さゆり 

…実に可愛いい(福山風)。最後は投げキッスでした。浴びて来ちゃいました(爆)。

07 恋の花 / 安倍なつみ 
08 さくら満開 / モーニング娘。さくら組 

ガキさんは「ハロカバ」にて「恋の花」を歌ってるんですよね。Gyaoハロプロアワーでも歌ってたし…ということで、安倍さんの歌を歌うとしたらこの曲かな…と、ここは予想どおりでした。アレンジは、オリジナルの色鮮やかで眩しい感じではなくテンポはゆっくり目で、安倍さんのライブでのバージョンと似たような感じで、優しくて柔らかい感じに仕上がっていて良い感じ。
続いての「さくら満開」は、自分がガキさんが歌うのを聴くのは、多分、04年のさいたまSA以来。この頃には完全にガキさん推しだったなぁ…なんて、何だか懐かしさに浸ってしまいました。
サビまで静かに積み上げて積み上げて、サビでフワッと解放される感じが何とも言えないんですよね。大好きな曲なんですけど、ガキさんのボーカルで聴けて嬉しかったです。こういうとき、電池式サイリウムは良いですよね。ピンク色に対応できる人多数(笑)。
「エル・オー・ブイ・イー・ラブリーガキさん」コールのウザさも懐かしい(苦笑)。2番では会場中が空気を読んだのか、消滅してくれたので良かった良かった。

MC

リアクションが直接、すぐに帰ってくる現場での仕事が好きで、娘。時代の仕事で一番好きだったのはライブだったというガキさん。今、メインの仕事の舞台もそうですしね、と。
また、ディナーショーもやらせてもらったけど、これはまた、ヲイヲイ盛り上がるとかじゃないけど、しっぽりと(またw)聴かせる曲だったりとか、また、違う感じだったり。男性とのデュエットだったりとかにも挑戦してみたので、ここで聞いてもらおうと思いますと。

09 おなじ話 / ハンバートハンバート 


ギターの吉川さんとのデュエットで。この曲も勉強不足で知らない曲だったんですが、これまた素敵な曲ですね。
ガキさんのボーカルが、優しく寄り添っている感じというか、ひたすら穏やかで優しくて。ここら辺は、舞台での経験とか生きてるんだろうな、なんて勝手に妄想してました。
この曲について調べていたら、歌詞については、いろいろと解釈があるみたいですね。自分なりにもいろいろと想像を広げてみたので、もう1回聴く機会が別にあったら、もっと深く聴ける自信があるんだけどな。

10 やさしさに包まれたなら / 荒井由実 

ジブリ好きなんですよね的なMCを挟んでからの。
ちょっとキーが苦しそうだったかな。でも、ガキさんの声質自体は曲と合っていて、聴いていると気持ちが落ち着くというか、満たされる感覚を与えてくれました。

MC

客席を見渡しつつ、「女子たち、潰されたらおじさんに助けてもらうんだよ」と、ヲタの男子たちをおじさん扱いのガキさん…って、合ってる(笑)。
そしてグッズ紹介。自分は久々に全部セットに手を出し…Good Bye 諭吉! 既に、家から、ガキさんの娘。卒業時の黄緑Tシャツを着込んでいったのですが、新たにTシャツも買い、黄緑Tシャツon黄緑Tシャツの装備(笑)で公演に望んでました。

11 なんちゃって恋愛 

後半戦スタート! ここら辺からバレーダンス的な、ダンサブルな感じも入ってきて、曲の歌詞じゃないけど「色気も出てきてるみたい」…な感じで。一挙手一投足、シルエットからばっちり決まって綺麗。どこの峰不二子かと思ったりしちゃいました(胸部以外←)。

12 好きで×5 

ここでドラムプレイをバックに、バンドメンバーを紹介しつつ…ん?このドラムのリズムは…好きで×5キター! セカンドモーニング大好きな人まで拾い上げてくれる何と懐の広いセットリスト(涙)。曲へのガキさんのフィット感が完璧。ゾクゾクものでした(何回目か忘れたけど感無量)
ここでバンド演奏が続く中、ガキさんが一度ステージからはけて…

13 ブギートレイン'03 / 藤本美貴 (バックダンサー/田口小川) 

ウルトラスマートのときの衣装↓をまとい、研修生をバックダンサーに引き連れガキさんがステージに登場。改めて観ると露出度高い衣装だよなぁ…て、あら、後方からじゃガキさんの脚が見えんじゃないか!(爆)。

改めて思うんですが、ブギトレを歌いこなすのって、かなり大変ですよね。力強さ可愛さ軽快さ…色んな要素を統べて一気に駆け抜ける感じで。ガキさんは完全にこの曲を完全に手の内に入れてます。
ガキさんに煽られるがままに頑張りまして、これは後半戦は凄そうだなぁ…なんて思い始めたところ…

14 青いスポーツカーの男 / 青色7 (バックダンサー/BD田口小川) 

凄いの出してきたー(汗)。ここで事前に予告されていたタオル回しが。ガキさんのドスの効いた歌声と、煽りが鬼軍曹が如くドSな感じで、「ヲイヲイレス合戦」を強いられました(笑)。
ノc| ・e・) < ま・わ・せ!

15 This is 運命 / メロン記念日

ノc| ・e・) < まだまだ行けるよね。覚悟して…と、心持ち腰をかがめたガキさんが指揮者のような構えをして…まさか、これは…運命がキター!(丁度、サイリウムも緑なんですよねw)
最近、運動不足の残念な自分は、前曲のタオル回しで肩パーツの耐久度は0に近かったはずなのですが、ガキさんから煽られると限界を超えて頑張れてしまうという…昔、娘。コンでもそうだったっけなぁ(しみじみ)。
ガキさんにどんどんとリミッターを外されていく感じで頑張ってしまい…何回、「愛してますかレス合戦」を強いられたのか…番長怖い(笑)。

16 浪漫 〜MY DEAR BOY〜

ノc| ・e・) < みんな、まだまだ声出せるんじゃない? もっと、ちゃんと私に付いてきて!…と、更にガキさんからの煽られ大会続行で、散々に声を出させられてからの…浪漫もキター!
08年の春ツアーの「シングル大全集」で浪漫を歌ったのはガキさんだったんですけど、それがすっごい嬉しくて全力で声を出しまくったのを思い出したりしつつ頑張りながら…間合いに入ったものを撫で切りするくらいの気を放つキレキレのガキさんに、気持ちよく切られてきました。快感(笑)。

17 歩いてる

アンコール前ラストは「歩いてる」。
何というか…グッと来てしまって、ガキさんの力強く、着実に歩んでいく感じの歌声が映えますね。この曲がリリースされたときのことも思い出されるし、最近、自分は立ち止まってなかったかな、歩いていかないとな…なんてことを思わせてくれたりとか。ガキさんの歌声は、自分の心を動かしてくれます(涙)。会場みんなで大合唱。
そして、「ガキさん」コールでのアンコールの後、ツアーTシャツを着たガキさんがステージに現れ…

18 恋ING

みなさんからのリクエストが1番多かった…という「恋ING」がアンコール1曲目。
テンポはスローで、最初はピアノ音だけをバックに静かに歌い始めて。ガキさんの透き通った綺麗な歌声で大事に大事に歌い上げられていくメロディ。演奏も2コーラス目のBメロから徐々に厚みを増しながら。ジワジワと押し寄せてくる幸福感に飲み込まれていく感じが何とも…ね。歌詞にもありますが「幸せすぎて怖い」みたいな感じに満たされて、何だか胸がいっぱいでした(涙)。

MC

娘。卒業後に、なかなかみんなと遊ぶというか、騒ぐ?(笑)機会がなかなかないので、ライブができると決まったときは、本当に嬉しかったというガキさん
今回はガキさんも選曲から携わって、メンバースタッフと創り上げて…みなさんが東にも西にも行かずにここに来てくれて(笑)、幸せでしたと。

19 涙ッチ

最後の曲は、激しさの中に一抹の切なさ…という、切なさ炸裂系楽曲の最高峰の「涙ッチ」。生バンドで!というのが何とも贅沢。
この曲を娘。が歌っていた頃は、丁度、自分が娘。コンにも行けなくて、娘。と距離を置いている頃で。アルバムを買って、この曲、現場で聴きたい!…って思ったけど、それはなかなか叶わなくて。
自分にとっては、娘。と疎遠になった頃(プラチナ期後期)の曲でありつつ、娘。との再会の曲でもあるのですが、再会のときは、それまでの不義理が気になって、全開で乗ることができずに悔いが残っていた曲だったので…また、この曲に、それもガキさんのボーカルで会えたのが、とても嬉しくて。のっけから会場大合唱で、自分も思いっきり歌って、体を動かして、完全燃焼してきました。
完全な自己満足ですが、自分の中で引っかかっていたものが、一つ氷解したような。そんな感じで。
最後にガキさんの「楽しかったひとー」に、みんなの「はーい!」で締めておしまい。
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本当に楽しくて…しばらくガキさん不足なんて感覚は忘れていたというか、思い出さないようにしていたのに、こんなに凄いライブを見せられちゃったら…また、思い出しちゃったというか、始まってしまって…困ったな。どうしてくれるんだガキさん!(笑)