なっちコールに送られて

成功しましたね、サイリウム企画。会場は真っ白に染まりました。
その雪原の中、会場に響くなっちコールに送られて、花道を通って舞台の中心へ進むなっち。
まだ、誰も踏んでいない雪に、自分の足跡をつけて歩くのって、何だか気持ち良かったりするんですけど、昨日のなっちもそんな気分だったんじゃないかなと思います。それも、なっちのためだけに会場に積もった雪なわけですしね。

「白い…ビックリした。」

「デビューして、室蘭から出てきた私が
 まさか、こんなあったかい皆さんに囲まれて
 このステージに立てるなんて、とてもとても幸せです…。」

なっちに感激してもらえたことが嬉しい。それが大事なことだし、それだけでいい。
天井から雪が降り注ぐ中、22歳の私を歌い上げるなっち。横アリの観客を圧倒する彼女はとても凛々しく、綺麗でした。
泣き崩れるメンバーの肩を抱くなっち。
何とも表現しがたい、最上級の笑顔でメンバーを見るなっち。
まるで女神様かと思いました。なっち、天使。
感動的なシーンだったとは思うんです。各々がなっちからモーニング娘。を継承するシーン。しかし、哀しさのあまり、泣くことしかできず、退場してしまった、辻を見て、ちょっと、申し訳ない気分になってしまったのも事実。こんなにひたすら哀しみに沈む辻ちゃんを晒すようなことになってゴメンね…って…。