牧場長が

久々に床屋に行って来まして、ふと、流れていたラジオを聴いていたら、花畑牧場の牧場長の田中義剛の番組が流れてました。
彼は、話の中で北海道の観光を批判していたんですが、丸っきり他人事の如く語ってました。どうも、彼は自分も北海道に住んでいて、観光と関わりがあるということは全く考えていないように思えました。言っていることが客観的過ぎ。今や、企業だって地域に必要とされなければ生きていけない時代。牧場なんてなおさらそうじゃないかなと思うんですけどね。
一番笑えたのは(毒)、沖縄は観光客が順調に増えているのに、北海道は微増に留まっているという話題のとき。沖縄は勢いがある。音楽だって沖縄っぽい歌は売れてるけど(例に上げたのは「涙そうそう」など)、北海道ってそういうのないよなと。
…じゃあ、自分がプロデュースしていたカントリー娘。で何かすれば良かったんじゃないの?…と。
話が進むうちに彼は、役場の観光課なんかは頼りにならないみたいなことも言ってたんですが、氏の地域振興への無関心さも、それに負けないくらい、その地域にとって有害なことだと思います(当然、公務員はその立場に相応しい仕事をしなければならず、それがなされていないということであれば、その指摘自体は何ら間違いではないんですけどね)。
一番理想的なのは、地域の人が頑張っていて、役所はそれをお手伝いしてより理想的な結果へ持っていくことだと思うんです。
…なんて、書いている自分も公務員…。