第六感 ヒット満開 武道館公演 その①

武道館。やはり威圧感というか、趣がある建物だなぁ…なんて、外から見てたんですが、中に入ってみると…意外に狭いというか、割とどの席からもステージが近くて、こりゃ、この箱はライブをやったら盛り上がるよなぁ…と感じました。
自分は6日の昼(①)、7日の昼夜(②③)と3公演見てきたんですけど、会場構成はこんな感じでした(ステージ(オレンジ色)に被っている黄色の部分が高くなっている部分です)。
座席自分の6日の席は通常のアリーナの配置だと、ステージから遠い残念な席のはずだったんですが、会場に入ってみたら、右の花道の最前席!やたらとガキさん&高橋がやって来てくれたりして…とても至福な時間を過ごせました。7日の両公演とも通路に面している席で、これまた、見やすかったです。
結果として、右サイド、左サイド、全体…と、ほとんどストレスを感じることなく、まんべんなく公演を見ることができました。
〜〜〜
まず…「愛の第6感」を中心に据えたモーニング娘。のコンサートを体験することができて良かった!という話を。本当に楽しかったです。
ヒットシングル連発のコンサートも、そりゃぁ楽しいですけど、アルバム曲がどんな風に歌われるのかをワクワクしながら見るのも楽しいわけで。また、そのアルバムを大好きだったりするわけだから尚更でした。
それじゃ、今更ながら、レポっぽいものでも書いてみようかなと思います。
曲順とかモロバレなんで隠します。

 ① THE マンパワー!!! / ② 浪漫〜MY DEAR BOY〜

OPはマンパワーでスタート。
今まで、コンサートの開始に一番似合う曲は「そうだ!〜」だと思っていたけど、この曲も良いですね。テンションを一気に100まで持っていけるこの高揚感がたまらない。
衣装はジャケ写に近い感じで、自分はユニフォームっぽいのよりこっちの方が好きです。
で、その高まったテンションは浪漫でさらに加速。
特に、2回目に見たとき、田中がステージ左の高いところでずーっと近くで踊ってくれていたので凝視。…いやぁ、楽しくって困る(笑)。

 ③ 独占欲

これ、凄い…。
ラップを取り入れた曲って、ハローでも結構ありますけど、一番格好良いんじゃないですか。よっすぃ〜ミキティがいろんな意味でキレキレ。メチャメチャ格好良い!
伸びのある田中やガキさんの声も、これまた格好良くて…。
取りあえず、この時点で、既に遠いところまで連れてきてもらった気分に(←早っ)。

 ○ MC 〜 挨拶と久住さんのお披露目

ここで、簡単なメンバー挨拶と、新メンバー久住小春ちゃんの紹介。
彼女は「愛あら」の衣装で現れたんですが、1回目は田中、2回目は高橋、3回目は石川さんの衣装を纏って登場。
「好きな色はピンク」「村ではバレーボールのキャプテンをやっていた」なんて話を噛みながら(笑)のトーク
彼女の紹介をラストに持って行かずこの部分でやったのは、石川さんのラストに集中したい人の気持ちを汲んでくれた構成だったと思います。

涙が止まらない放課後 / ⑤ 声

紺野さんがメインのなみ止ま。
いえ、贔屓目とかじゃなくてですね…紺野さんのボーカルって良くなってるなぁ…と感じることができました。
歌うときの声の容量が広がったというか、安心感があるボーカルになったというか、気合いが入りすぎて、声がひっくり返るシーンなんかもありましたが(笑)、頼もしい紺野さんがそこにはいました。
悩んで努力しているところも見てますからね、嬉しい気分になっちゃいますってば。
そして、ガキさんの綺麗な声が我々を素敵な世界へ誘う「声」。
ステージの真ん中で、出だしのフェイクからAメロ全部を歌うガキさん
…何ともいえず感無量。この曲を見ているときに自分は「泣け!」といわれたら、すぐ泣ける勢いでしたよ。

ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。

会場を縦横無尽に駆け巡る娘。たちを見るのが楽しすぎ。
その前の2曲で嬉しくて堪らない気分になっているところに、こんな楽しい曲を持ってくるんだもの。
思わずはしゃぎながら手を振り上げてました(足も屈伸っぽい動きをしていたら、初日はここで足が攣った(←情けない))。

LOVEマシーン(吉澤・高橋・小川・新垣・亀井・道重・田中)

ついにオリジナルメンバーがいなくなってしまったLOVEマシーン…なんて感傷にちょっと耽ってしまったのは公演後になってから。だって楽しかったから。
ラストの「ラブマッシーン」が矢口さんじゃないことに、心がチクっとはしたのだけれど…。

 ⑧ いいことある記念の瞬間(小川・亀井・田中)

この曲、スゴイ好きなんですよ。初めて参戦した娘。のライブ「LOVE IS ALIVE!」でも歌ってくれた曲。
(当時、場慣れしていなくて、サビの所の振り付けについていけなかったことも思い出したりして(爆))
この曲は亀井が「モーニング娘。×つんく♂2」にて、娘。の曲のベストソングに挙げていて、昔から大好きな歌で、コンサートでも歌ってみたいと言っていた曲。
3年前には我々と同じ(年齢は大いに違うけど…(泣))ファンの立場だった彼女が、今はその曲をステージで歌ってるんだなぁ…なんて、楽しさ全開のいろんな感情の間でしみじみとする自分でした。

紫陽花アイ愛物語(美勇伝)

美勇伝が登場。結構、難しそうな曲。
石川さんの音程はなんとなく不安定だったわけですが(笑)、脇を固める三好岡田両名が頼もしく、いろんなものを補い合える良いユニットだなぁ…と、どんどんこのユニットへの興味は膨らんでいきます。

色っぽい女〜SEXY BABY〜(カントリー娘。) 
⑪ シャイニング 愛しき貴方(カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。))

カントリー娘。が登場し、歌うは「色っぽい女」。
うーん…どうもこの曲苦手。カントリー娘。の曲というより、カン石の歌だし。良い思い出もないし…。
とはいえ、里田が加入してから、カントリー娘。単独の曲ってないんですよね。
つんく♂Pも、1曲くらい「私たちがカントリー娘。だ!」という、今のカントリー娘。の曲を作ってあげれば良いのになぁ…なんて思いました。
そして、紺野&藤本が登場しシャイニング。ミキティ歌謡に聴き惚れる至福のひと時。

ロマンティック 浮かれモード(藤本美貴)

うーむ…。思い返してみると、彼女のソロでの歌を生で聴くのは3年ぶりか…。
(それこそ、⑧の曲も歌われていた、2002年の娘。のコンサートツアー「LOVE IS ALIVE!」でゲストで来ていたとき以来)。
会場のボルテージの上がり方が異常(ヲタ芸のボルテージだけじゃない)。この人の放つ引力の凄まじさというか、凄味を感じました。
(…思ったより回っている人少ないなぁ…とも思ったり)

 ⑬ GET UP! ラッパー or SHALL WE LOVE(吉澤・小川・道重・田中・新垣or高橋)

ここで、SALT5の歌が歌われると、この5人組の中にガキさんが登場し、ごまっとうの歌が歌われると高橋が登場となり、登場しなかった方が次曲で「ふるさと」を歌う…という方式。
どっちの曲でも、よっすぃ〜の動きというのは目を見張るものがありました。
自分って、相当、吉澤ひとみのことを見くびってたな…と、この時点で既に思っていたんですが…まだ、この後、更にビックリさせられるんですけど、それは後述。
あと「SHALL WE LOVE」の高橋。何て言えばいいのかなぁ…ダンスの振り幅が、他の人のゼロよりもマイナスの位置から誰よりも遠い位置まで突き抜けている(日本語が不自由で伝わりづらいと思うけどそんな感じ)…とでもいったら良いのか、見せてもらえるスケールが一味違う…と、思わず唸っちゃいました。

 ⑭ ふるさと(高橋愛or新垣里沙

上記の方式により、初日→二日目昼→二日目夜の歌い手は…高橋→新垣→高橋ということに。
どちらの「ふるさと」もベストショットシリーズにて既に歌われていた曲です。
DVDで聴いたときには、高橋の「ふるさと」からはどうも技巧的に歌っているような、そんな感じを受けていたんですが…うん、全然、そんなことはなくて、ツアーを経てどんどん良くなって行ったんだろうなぁ(実際に自分の「ふるさと」でも歌ったわけだしなぁ…)…なんて思いながら、じっくりと堪能することができましたよ。
一方、ガキさんの「ふるさと」。初日の時点で彼女のふるさとがDVDに収録されない(2日目の夜にはガキさんは歌わない)ことは決まってしまっていたわけです(映像得点でもなければ…ですけどね)。
2日目の昼公演に望むときの「この瞬間を目に焼き付けなければ!」という自分の気合というのは…ライブ参戦40戦目にして初めて着てしまった、グッズのTシャツ(ガキさん仕様)にも現れていました(笑)。
何というか「新垣里沙」というフィルターを通した「ふるさと」っていうのは…特別なんです。


それを、言葉にできない自分の言語化能力の低さとボキャブラリーのなさが切ない限り…。
とにかくね、嬉しいというか、幸せな気持ちで見てました。
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長くなったので一度〆ます。
続く(あと2回くらい…多分)