Acousticなっち@札幌 その1

nozamaihsih2007-11-17

前日には雪も降り、当日もチラチラと雪が降っていた札幌に…なっち降臨!
そうです、3年ぶりとなる、なっちの北海道でのソロコンサートです!
自分が会場の「ファクトリーホール」に行くのは…中澤姐さんの02年のコンサートツアー「紳士はミニがお好き!」(凄いツアータイトルですよね(汗))以来だから5年ぶり。キャパとしては椅子を並べて500人くらいの会場で、歌い手さんを近くに感じられる会場で…たっぷりなっちを感じてきました。
今回の座席は2列目でセンターから少し右より…と、絶好の場所。
こんなにステージのなっちを近くで見つめ続けていられる位置で、彼女の歌を聴ける機会は初めてだったので…目の前の光景が夢のようでした。
…ただ、最前に連番で陣取っていた人たちが…いろいろと勝手な人たちでなかなか酷かったので(毒)、ほんの少しでも彼らに意識を取られたこと・会場と一体化するのに抵抗を持ってしまったことが…120%楽しめるものが110%しか楽しめなかった…というレベルですけど、残念といえば残念でした。
以後、ネタバレ全開で!
〜〜〜
ステージにはなっちのツアー・CDSでお馴染みのキーボードの岩崎さんを始め、パーカッション:ASAMIさん、ギター:久保田さんというバンド構成の面々がスタンバイして演奏が始まって、そして…。

01 くちびるで止めて

イントロとともに、なっちが大きな髪飾りを付けて緑色のゆったりしたワンピース(?)に身を包みでステージに登場!
今年リリースのミニアルバム「ヴァンサンク」から軽快な曲を1発目に。サビの振りは春ツアーと一緒で、楽しげに軽やかに縦に横に動きを付けて歌ってくれるステージ上のなっち、ノリノリです♪ ASAMIさんの重ねてくれるコーラスもばっちり決まって良い感じ。
間奏でバンドメンバーのソロ演奏もあり。

02 東京みちくさ

2ndアルバムから。この歌、本当に大好きなんです。
いつも、一気になっちの歌声がが自分の中に染みこんできて、なつみ色に染められてしまうわけですが…今回も(照)。
最後の「あぁ、歩いてる」は会場みんなで。

MC
(●´ー`)<「こんばんは、安倍なつみです。そして…ただいまー!」…に、「おかえりー!」と地元民として彼女を迎えられるのは、本当に嬉しい。
北海道に生まれて良かった…と思える数少ない瞬間の一つです(笑)。
地元での公演、楽しみにしてました!…とか、今回は客席が近いのでアットホームな感じで楽しんでいってくださいね…というような感じのMCを挟んで。

03 愛しき悪友へ

10年記念隊の2ndシングルです。綺麗な曲だなぁ…と、改めて。
綺麗な演奏となっちの透きとおった歌声が一層、この曲に深みを与えているというか…聴き応えばっちりです。

04 夢ならば

シングル曲です。実際になっちが歌ってくれるのを聴くのは久しぶり。
原曲よりも若干、早めのリズムアレンジで、幻想的な感じのアレンジになっちの声が重なって…刹那的な感じが強まるというか、この曲の持つまた別の一面が引き出されていて…良かったです。

MC
北海道には公演前日から前乗りしていたというなっち。
初雪ではないけど降っている雪を目にできて…コートについた雪をじっくり見ると雪の結晶が綺麗で…という話とか、中学生のときには、降りたての雪が好きで、そのキラキラしている新雪へバタッ!と大の字に倒れて(●´ー`)<「はぁ…(吐息)」と、新雪の上で冷たいだろうと思うだろうけど実は雪って温かくて…また、そういう時期に帰ってきたいなぁ…とか、そんな話を、寄り道しつつ、訛ったりしつつ(笑)、なっち節全開で。
MCも…あーなっちの現場に来てるんだなぁ、自分…ということを実感できる、嬉しくて楽しくて…大切な時間です。
と、ここで、バンドメンバーさんを絡めたMC。
ここもなっち節全開のやりとりで楽しく。初々しくて、お肌ツルツルなASAMIさん(笑)への(●´ー`)<「かーわーいーいー!」というやりとりが耳に残ってます(笑)。あと、岩崎さんのヲタあしらいは流石だなぁ…会場が彼を慕っている感じで(笑)。

05 夕暮れ作戦会議

2ndアルバムから。ワンコーラス目はオレンジの照明で、ツーコーラス目からブルーの照明に切り替わる舞台演出で。
やっぱり、この曲を生で聴くと感激してしまいます。なっちが優しく楽しそうな表情でこちらを見ながらで「みんな」とか「いい仲間ね」とか歌ってくれるわけで…何だか、とっても幸せです(涙)。

06 オギヨディオラ(Lee-tzsche) 

韓国の歌手リーチェ(Lee-tzsche)の、日本語カバー曲とのことです。ステージ上の椅子に腰掛けて、歌詞カードを見ながら。
ゆったりとした広がりのある曲で、それを受け止める、いつもより力強さを感じさせてくれるなっちの歌声に身を委ねて聴き入っているのが本当に気持ち良かったです。

MC
この曲とは、ツアーの前に出会って…サビの部分が船に乗っているみたいにゆらゆらと揺られている感じが心地良くて、大自然が想像できる曲で大好きになってしまって…日本語バージョンでみんなに披露したくなったとのこと。
また、素敵な曲に出逢えたら、コンサートなどで皆さんにお届けできたらと思っています…とも。
〜〜〜
AIR-G'で一緒にラジオ番組のパーソナリティを務めている鎌田里奈さんがゲストでステージ上に(今回のライブの開演前・後のアナウンスも担当されていました)。今日は、公演終了後に生放送!…と、そんな話をしつつ。
今回のツアーでは各地でご当地ソングを歌う企画があって、札幌公演はラジオの「北海道カバーソング企画」の中で募集していました。
ラジオ風にリスナーからのメッセージを紹介しながら、リクエスト曲を紹介していくと、ドリカムの「未来予想図」や、中島みゆきさんの「時代」(アカペラで(●´ー`)<「回る回るよ 未来は回る♪…って、未来が回ってどうするんだ、時代でした(照笑)」みたいななっちが可愛い(笑))や、大橋純子さんの「シルエットロマンス」(夕張のコンサートでお会いして楽屋が一緒でいろんな話をして…という話とか)という作品の名前が上がって…。
そして、リクエストが多かったというJUDY AND MARYの「小さな頃から」の名前が出ると、会場も一気に盛り上がりました。
そして…(●´ー`)<「さて、それではこの曲をお届けします…JUDY AND MARYで「小さな頃から」」…と、緊張の見える表情で。

07 小さな頃から 

歌い方も含めて、普段のなっちとは違う…というか、自分の中で大事に大事にしてきたこの曲をそのまま再現するかのように、自身の溢れる想いを込めて大切に大切に歌い上げていくなっち…何だかもう、こちらも胸がいっぱいで…思い出すだけで鳥肌が立っちゃいます…。

MC
(●´ー`)<
この曲は想い出の詰まった曲で、自分が中学生のときにイジメに遭っていたときに、ラジオから流れてきたこの曲の「一人じゃない」というフレーズに励まされて頑張れて…光・力をもらえた曲で。
進路を考えたときにyukiちゃんみたいに、曲で勇気や元気やパワーを与えられる歌手になりたいなと強く思って、高校1年でオーディションを受けたんですけど、本当に自分にとって原点の曲で、泣いちゃって歌えないんじゃないかなって思ったけど、たくさんリクエストをもらって、デビュー10周年の感謝の年でもあり、地元北海道のみなさんに…ということでお届けしました。
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なっちがこの曲からパワーをもらって自分も!…って、そんな歌手を目指してくれたから、自分は今、なっちの歌からパワーをもらえるこの場所にいられるわけで…。この曲は、彼女にとって特別過ぎる曲だから…と、歌ってくれることを期待しすぎないようにしていたんですが…その彼女の原点の曲を聴ける…っていうのは、もう、本当に幸せすぎて感激でした(涙)。


…というわけで、続け!