リゾナントブルー

そういえば、娘。の新曲について、タイトル発表時から一言も触れてないことに気づいたので、PVの配信も始まったことだし…ということでチョコチョコと。
これは…超カッコイイ曲が来ましたよね!
曲の展開も単調なものではなくて、歌声を積み重ねて盛り上げていって、練り上げていったところで、ウィスパーボイスを挟んで、後ろを一気にユニゾンで押し切って、しかもサビも2段階…と重厚な展開をド迫力で聴かせつつ。
コーラスも厚く、つんくボイスも何重か重ねてますよね、これは。つんくボイス大好きっ子wとしては、俄然、強めに盛り上がります(笑)。
高橋−田中ラインの2人でワンコーラス目と最後の大サビだけに限らず、全編をとおして押し切る…というのは、最近では珍しいパターンですよね。



更にPVを見ると、黒い背景に濃い藍色の光を受ける中、黒を基調とした衣装を纏う娘。の中で、白を重ねて纏うことが許されたメンバーは、高橋田中の2人に加えて小春ちゃんのみで、小春ちゃんも常に中央近くに位置し、彼女が2列目に入る形での3TOP。



ガキさん、亀ちゃんの二人は3TOPを支える形で、時には1.5列目に入たりしつつ、コーラスワークで高橋−田中メインの歌に立体感を付けて、ダンスのフォーメーションの中核的ポジションをも担う存在。
道重さんは飛び道具としての出番が終盤にありますが、それ以外は後方で。
8期メンバーはスタートのフォーメーションでの立ち位置こそセンターですが、曲中は全て後列に下がって道重さんとともに最後列、両翼を守る4バックで…。8期!

PVでのそれぞれのカット数も、フロントの3人(もしくは5人)に偏っていて、コーラスの「FOR YOU」しかパートがなかったサマーナイトタウンのPVでの新メンバー(2期)だって、見直してみると、結構、画面には映っているのと比べてみても、今回は随分と思い切ったなぁ…という印象が強いです。
なかなか、いろいろな意見が飛び交っているようですが…娘。をいろいろな楽しみ方で見てきた一個人としては、中途半端な均等・平等主義よりも、むしろメリハリをつけた選択と集中!は大いにアリ!…とも思うわけです。
だからこそ、研ぎ澄まされた道重さんのシャウトの「HELP ME!」とかにグッと持って行かれたり…なんてこともあるわけだし。


             


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モーニング娘。って、ある意味「リアル」ですよね。
センターの子はセンターで、サブの子はサブという…。
センター属性を持っている子は、他の子には超えられない壁を乗り越えられる何かを持っているというか、やはりセンターに位置するべき人で。
そこはリアルな現実にもリンクさせて見てしまうところで…。
そして、彼女たちはユニットの名前を賭けて、大きな重圧を背負ってそこにあって、みんなの期待に応えて納得されるパフォーマンスを残すべき人で…その重圧と戦う姿を…ほんの一部ですが…垣間見せてもらって、その姿に心を動かされる場面が多々ありました。
でも、それに劣らず…自分がむしろ、より共感を持って心を引き込まれるのが、サブに回るメンバーのコーラスや一瞬だけのワンフレーズやステージ中央から離れた箇所でのダンスに精一杯のプライドをかけた自己主張をしている姿だったりします。
話を大きくし過ぎかもしれないけど…そこで渋い輝きを放つ彼女たちの姿を見て、それを、我が身のことに置き換えたときに元気や勇気をもらえるから…かなって。これまたリアルな現実とリンクさせて見てしまうところで…。
…かつて、「ライブでは保田最強!」といわせた「一人でもお持ち帰りしてやる」という必殺wの気合いを漲らせていた圭ちゃんなんかは典型例で(笑)。
そういう確立した「個」をベースに、それぞれが役割を全うして、集合体としての格好良いモーニング娘。が体現される…って、いうのがたまらないんです。
最近、ガキさんに視線を持って行かれまくりの自分ではあるんですが、娘。コンでは広い視野を持っていろいろと見たいなぁ…と思うのは、そんな先輩たちを間近で見て、遺伝子を受け継いできたはずの彼女たちのいろんな場面を目撃したいからで…自分が秋コンのメンバーソロDVDを全員分を注文してしまうのはそういうことで(笑)。
そして、そんなサブの子たちが、例えば、涙がとまらない放課後@紺野さん…みたいな、普段の彼女たちの意識とか、残してきたものが報われた場面に立ち会えたるときもあったりして…そのときの嬉しさときたらもう…たまらないですしね。
そんないろんな場面を「モーニング娘。で」見られるのが嬉しくて楽しいんです。だから、他の華やかな旬が来ているユニットはあるんだけど…やっぱり、自分の基幹ユニットがモーニング娘。であることは変わらないんだよなぁ…と、そんなことを改めて思いました。
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「リゾナントブルー」の話題で「原点回帰」という単語をチラホラ目にしました。
今回は音源を聴いてPVを見て自分の娘。に対しての気持ちもある意味、原点回帰したような感じで。
この新曲をライブで見るときには、ステージ上のフォーメーションでの特に8期メンバーを目線で追ってしまうんだと思います。
そして、そこで、持てる限りの力を尽くしている彼女たちを見られたら…また更に彼女たちのことを大好きになっちゃうんだろうなぁ…なんて思いつつ。
春のツアー前にすっごい燃料を投下してもらったなぁ…と、ステージ上での彼女たちを目の前にする日が楽しみでしかたないです。